飲食店経営 since2009

これから飲食店の独立や閉店を考えている方へ少しだけ為になるブログ

学び

お疲れ様です!

 

前回

次回は独立を決めてからの行動を

と書いたのですが

ちょっとその前に

23歳で目標も人生プランも

何も無かった自分が

当たり前のレベルが非常に低かった自分が

3社で働かせて頂き何を学び成長して

独立をしたかを書いていきます。

この3社での学びは独立してからも非常に助かったので

ぜひ読んで下さい。

 

1社目では

何となく働いていたら

何となくの人生になってしまう事を学びました。

仕事をする上で目標を持つ事。

その目標に向かって学び続けなければ達成しない

現実を見れた事で少しずつ自分の人生プランだったり

仕事をする意味を明確にしていく自分になれました。

ほどんどの方からしたら非常に当たり前の話ですよね。

もうそれぐらい当時の自分はお子ちゃまでした。

これだけでも自分にとっては非常に学びになり

それと同時に今までの自分の人生に凄く後悔しました。

どんだけ時間を無駄に過ごしていたんだろうと。

やっと25歳でスタート地点に着けた感じです。

けれどまだ考え始めただけで

明確な人生の目標や

どういう人間になりたいのか等は

無かったです。

かなり出遅れていた25歳でした。

 

そして2社目ですが

とにかく社長が実力主義・数字主義で

非常に当時の自分には学びだらけでした。

ここで数字を徹底的に教えて頂けました。

売上があり原価があり人件費があり消耗品費があり

光熱費があり残ったのが利益。

これも当たり前なのですが

毎月それぞれ売上だったり経費に予算があり

毎日数字を管理する。

もっと言えばパソコンのエクセルで管理する。

今まで勉強してこなかった自分には非常に勉強になりました。

お陰で今でも絶対にドンブリ勘定やカンだけで管理したりはしないです。

結構飲食店はパソコンも使わずに自分の頭だけで管理している人は

多いですよね。

しかもこれまでパソコンを全く使えなかった自分としては

ここでメール・エクセル・ワード・イラストレーター等々

パソコンの基礎を学ばせて頂きました。

この事も後々

非常に助かりました。

 

そして何よりも

毎日スーツ着て

良い車に乗って

良いカバンを持っている社長を見たのが衝撃でした。

何度もご飯にも連れて行って頂きましたが

どこも高級店。

こんな世界が

こんな人種がいるんだと

本当に衝撃でした。

生まれて初めて

この人の為に頑張りたいと思えたのと同時に

自分もいつかこうなりたい

シンプルに言って【お金持ち】になりたい

そして時間を自分でコントロールできる人間になりたい

と強く思いました。

前にも書きましたがこの時

毎日14時半頃に家を出て帰ってくるのが

朝の5時過ぎでしたので。

30代からの自分の人生プランや

40になった時の自分を真剣に考える事ができました。

本当に感謝しています。

あの時、あの社長の姿を見ていなかったら

いつもでも

拘束時間が長くても

ある意味リスクは0で店長職で安定した給料をもらっている人生でも

良いかなって過ごしていた可能性もあります。

店長職を馬鹿にしているのではなく

要は自分の中での目標や優先順位

仕事を通じて人として

どう成長していきたいのか等々

明確に持てない人生に

なっていたという事です。

人生の指針や目標を明確に持っているのと

持っていないのでは

色々と30代、40代になった時に変わっていきますよね。

具体的にどう変わるかは別の日に書こうかと思います。

 

そして考えて考えて

もっともっと自由な時間を増やしたい。

その為にもっともっとお金も稼ぎたい。

経営陣に入りたい。

と考えて

社長と創設した3社目。

炉端焼きのオープニング店長を経験させて頂いたのですが

前社でエクセルを利用した数字での管理は徹底的に

学ばせて頂いていたので

そこは何も不安はありませんでした。

ここの社長にはとにかく

人間性を学びました。

 

人生も仕事も最後は人間性だと。

もっと言えば人間性を通じての運だと。

・挨拶は元気よく

・お礼はスピーディーに

・「面倒くさい」は絶対に言わない

・愚痴は絶対に言わない

・全ての責任、原因は自分

・感謝する、「感謝しています」と言葉で言う

これらの人生観は本当に今でも助かっています。

なるべくじゃないですからね。

徹底的に実行ですよ。

それはそれは運気が上がりますよ。

本当に徹底的に守ると

びっくりする位、スピーディーにグングン

運気が上がりますよ。

 

じゃあ何でそんな会社辞めたんだって言いたくなりますよね。

まあ自分に原因があります。

・常に自分は経営陣に入りたいんだと言い続けなかった

・経営陣に入る為のステップとして行動していると言い続けなかった

・半年後、1年後の自分のステップを社長と共有できていなかった

つまり自分の中だけで目標や行動、目的を

明確にしていた。

しかも急いでいた。

もう質の悪い自分勝手な社員ですよね。

そりゃ、少しずつ社長と距離感が出来てきますよね。

反省しています。

 

ちなみにですが今現在も、年に数回はそれぞれの社長と

会食している仲です。

もう本当にタイミングやご縁に

恵まれ過ぎていた20代でした。

本当に感謝しています。

 

それでも12年前

辞めると決意して

15年前に辞める時は独立すると決めていた通り

次回、辞めてから実際にお店を

オープンするまでの行動や失敗を

書いていきますね。

 

今日もありがとうございました!

いつもありがとうございます(^^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

独立した理由2

お疲れ様です!

 

前回、簡単に独立までの経緯を書いたのですが

もう少し具体的に書いていきます。

焼肉屋のオープニング店長をやらせて頂き

そこの会社は8店舗運営していたのですが

完全に実力主義でした。

それが26歳の自分には

凄く働きやすかったです。

そのお陰で生まれて初めて働く明確な目標ができました。

予算達成率

常にNO,1という目標ができて頑張れました。

その目標も達成できて

それなりなお給料もあり

社長にも大変可愛がって頂きました。

しかし

2年位した28歳の時に

ふと考えました。

というか生まれて初めて考えました。

自分の人生どうしたいのか。

 

この会社にいたとして

おそらく店舗は変わっているかもしれないが

まあ10年後も店長職だろうな。

10年後もこのまま26歳と変わらずに店長をやっていて良いのか?

凄く考えました。

自分の中で答えが出ました。

【もっと自由が欲しい】

【もっと自分の時間をコントロールできる人生にしたい】

1社目では10時に家を出て帰るのが1時過ぎ

2社目でも15時に家を出て帰るのが朝の5時半頃

日曜祝日がお休みだったので月曜~土曜までこの繰り返し。

今思えば逆にこの1日24時間の中で15時間

仕事に支配される繰り返しを過ごしたお陰で

やっと28歳で人生と向き合う事ができたんだと思います。

 

そして飲食業しか知らない自分は考えました。

「そうだ!経営陣に入ろう!」

「経営する側に入れば、もっともっと自分の時間をコントロールできて

自由が手に入るはず!」

でもどうやって経営する側に入れるか?

そんな時です。

1社目で料理長をやっていた方から久しぶりに連絡があり

「オレ独立する。会社を創って炉端焼きの居酒屋をオープンする。オレは外に出てコンサル的な事をしたいから

お前は店長をやってくれないか」

(自分は本当についてますよね)

おーーこれは上手くいけば経営側に入れる大チャンスだーー

って思い即決。

2社目の社長にも

3社目の社長にも

同じことを伝えさせて頂きました。

「自分は初めて人生どうしたいか考えました。

自分は店長職で終わりたくない。経営側に行きたい。

プラス会社を創設して大きくしていくのを経験したいです」

(なんか色々と生意気ですよね)

そこから3か月位で2社目を退社。

 

ただこの時、自分で1つ決めた事がありました。

 

「もう次は3社目だし、とにかく社長の右腕となって必死にやろう。

でも

??って思った時は多分もうどこに入社しても同じだから

その時は独立しよう」

 

そう強く決心しました。

 

そして炉端焼きをオープン。

自分の中では常に

絶対に繁盛店にして店長を育てて自分は経営する側に行くんだ!

と考えていました。

そして1年半後店長を引き継いでもらって

2店舗目オープン。

後輩にオープニングの店長をやってもらい

自分は統括店長に。

経営する側に行くまでもう少しだー

って考えていたんですが

この辺から社長との方向性が違ってきて。。。

炉端焼きをオープンして3年後に退社。

 

で2社目を辞める時に決めていたので

独立決意。

もうこの時は迷いは無かったです。

 

なのでかなり長くなってしまいましたが

自分の場合

独立した理由は

【もっと自由が欲しかった】

【もっと自分で時間をコントロールしたかった】

飲食業界しか知らないので

飲食業では雇われている以上

無理なんだなって結論に至りました。

(12年前の話ですからね)

 

社長の右腕になって頑張るぞー

って決心して3年で辞めるのは賛否両論あると思います。

ただ

これでダメだったら独立しようって決めて

チャレンジするのは

自分的にはおススメです。

辞めるって決めてからは迷いがなくなるので。

 

次回は

独立を決めてからの行動や

失敗談を書いていこうと思います。

 

今日もありがとうございました!

いつもありがとうございます(^^)/

 

 

 

 

独立した理由1

お疲れ様です!

 

今回のテーマは

まず最初に聞かれる質問NO,1

「何で独立しようと思ったんですか?」

です。

前回も書きましたが

自分は飲食店で働き始めた頃から

「いつか独立して自分のお店を持つんだーー」

っていうタイプではありませんでした。

今思うと当然だと思います。

料理も作れない。

メニューも作れない。

原価率の方程式も知らない。

それどころか

貯金0

知識0

経験0

結局、独立する意思が無いというか

独立という選択肢が無かった。

もっと言うと

職業の選択肢も無かった。

もっともっと言うと

1度きりの人生

どんな人生にしたいのか

どんな人生にしていくのか

何も目標が無かったのです。

「今日が楽しければ良くない?」

っていう完全に負のスパイラルコース人生

一直線だったのです。

そんな自分が12年前に独立できたのは

結論から言うと

【ご縁】と【運】が8割

【行動力】が2割

ですね。

なので今後独立を考えている方は

【ご縁】と【運】と【行動力】を常に意識して日々

過ごしていくのが最重要だと自分は伝えたいです。

 

今後少しずつ細かくその時々の状況を書いていこうと

思っていますが

まずは独立に至った経緯を簡単に振り返っていきますね。

 

23歳で人生の目標なし

仕事をする目的なし

ちなみに23歳までは

フリーターとしてバーテンダーをしていました。

 

たまたま

求人で見つけた居酒屋に入社

入ってから知りましたが大繁盛店。

ここでの社長と料理長との出逢いが

1つ目のターニングポイント。

ここの社長と料理長から

料理を学び

人生は甘くないという事を学び

学び続ける事の大切さを学び

仕事をする目的を創る事の大切さを学びました。

 

26歳の時に常連様にスカウトされ

別の会社に入社。

ここでの社長との出逢いが

2つ目のターニングポイント。

オープニングの焼き肉屋の店長に抜擢されました。

(ついてますよね)

ここの社長から

数字と結果が全てという現実を学び

実力主義という現実を学び

初めて仕事をする目的ができました。

仕事をする目的ができた事で28歳の頃

10年後、20年後

仕事を通じて人生をどうしたいのかを具体的に考えるようになりました。

(遅いですよね(笑))

その結果、30代、40代で店長はどうだろうって考えました。

(あくまでも誰かと比較しているのではなく自分の価値観ですからね)

29歳の時に1社目の料理長から連絡があり

「独立する。右腕になってくれないか」と

言って頂き決断しました。

 

29歳の時に1社目の料理長が独立して

社長となり

自分は再度

オープニング店長としてスタートしました。

ここでは

結局、商売は最後は人間力が大事だと学び

人間力向上の為にも運気を上げる為にも

挨拶は元気よく(当たり前ですが、これ結構できない大人多いですよね)

感謝を忘れない、愚痴を言わない、人のせいにしない

という姿勢を学びました。

 

 

で、32歳で独立。

 

簡単な経緯としては

こんな感じです。

本当に【ご縁】と【運】に恵まれ過ぎていて

心から感謝しています。

 

だいぶ、前フリが長くなり申し訳ないです。

次回で

2社目での

具体的に10年後、20年後を考えて

どういう結論に至ったのかを

書きますね。

それが独立した理由なので。

 

今日もありがとうございました!

いつもありがとうございます(^^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飲食店独立

お疲れ様です!

 

2009年10月

32歳の時に都内に

飲食店をオープンしました。

20歳から飲食店でアルバイトしていましたが

社員としては23歳からなので約9年間です。

最初は個人事業として始めましたが

2011年に法人化して

現在は2店舗、運営しています。

飲食業界は3年間で7割は潰れる

10年間で9割は潰れるという業界です。

そんな飲食業界で今12年目を過ごせています。

決して12年間、常に絶好調ではなかったです。

むしろ、半分以上の期間

沈没しそうな状態でした。

2011年の大震災があったり

2020年のコロナが現在も落ち着いてない中

本当に波が激しい業界ですが

今後、飲食店の独立を考えている方が

まず何をしたら良いのか、何に注意したら良いのか

3年目、5年目ぐらいの方で閉店を考えている方が

本当にもう閉店しか選択肢はないのか

何か少しでも役に立ってくれたら嬉しいなと考えて

ブログを始めてみました。

飲食業界は3年間で7割は潰れる業界と書きましたが

このデータはチェーン店や10店舗前後、1店舗だけ運営している等

全てのデータなので自分みたいに常にオーナーが

お店の大将として現場に入っている

店舗だけで言ったら正直

3年間で潰れるのは1割程、10年間で潰れるのは3割程

だと感じています。もちろん正式なデータは無いのですが

皆さんの近所でも大将が現場に入っているお店は

そんなに次々に潰れていないと思います。

なので、あくまでも

このブログでは飲食業界全体ではなく

オーナーが大将として現場に入っている店舗

もしくは3店舗ほど運営している法人

向けの内容になりますので

そこはご理解お願い致します。

 

自分は「夢は叶う」系の発想は

あまり好きでは無いので

現実的に飲食店独立という目標を達成する為に

飲食店を継続していく為に

どんな行動、思考、人間関係が大切なのかを

伝えていきたいです。

次回は何百回と聞かれた

「何で独立したのか」

をテーマに書いていきます。

ちなみに自分は20代の頃から

「いつか自分のお店を持ちたい」派では

なかったです。

 

よろしくお願いします!

ありがとうございました(^^)/